Hiroのオカルト探検日記

オカルト、魔術書の翻訳、実践日記、その他いろいろ。 オカルトの中の真実を探検するブログ

 ディーの日記でウリエルがよく出てくるので、関連した話を。
 ウリエルはカトリック教会では厳密にいえば否定されている天使である。カトリックでは、ミカエル、ラファエル、ガブリエルのみを認めていて、ウリエルは認めていない。
 これは745年頃に、ある異端者が様々な奇妙な名前の天使召喚ができると称して人気者になったのを問題視した教皇ザカリアスが、ローマ公会議で決めた取り決めで、聖書の正典に記述のある名前の天使のみが正当とされたからである。ウリエルが出てくる旧約聖書外典『エチオピア語エノク書』『第四エズラ書』、新約聖書外典『ペトロの黙示録』はいずれも正典には含まれていない。
 さらに現在でも2002年に教皇ヨハネ パウロ2世が、この「3体までルール」を再確認しているダメ押しぶりである。
 しかし、ミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエルはユダヤ教では伝統的に4大天使と見做されているし、東西南北、地水火風、春夏秋冬といった世界全体を表す4の象徴が使えないのは不便である。そのためプロテスタントのディーがウリエルを呼ぶのは問題無いとしても、カトリックのアグリッパもウリエル(あるいはナリエル)を4大天使に入れているのは、結局のところ原則よりも必要性と需要の問題なのであろう。

 難解な文だったが、無事に終わって完成する(親切な人が誤訳を教えてもらったので、こっそりと修正しつつ)。
 これで、ひとまずクロウリー系は終わる事にして、次は放置中のバードンと、クンダリニータントラの終わりの章を片付ける事にしよう。
 来年の正月は少し忙しい(家族旅行でしばらく更新できない)ので、今のうちに、ここで来年の抱負も書くとしよう。
 今年の抱負だった図書館の現代魔術、魔女術の充実は無事に達成され、これ以上は拡大するつもりも無いので、来年はルネッサンス時代に専念する事になるだろう。主にディーのエノキアンとなるだろうが、パラケルススの魔術関連の文書もまだまだ残っているので、そちらも手を出す予定にする。また、ゾーハルの翻訳もぼちぼちと始めたい。
 あと、追加カテゴリーの予定としては、キリスト教関連も考えている。「天使ネタ」の原典である、偽ディオニュシオスの「天上位階論」を図書館に追加しようかと思っている。

 体外離脱の読んだ本のメモが溜まってきたので、記事として纏める事にした。
 まだ書き始めなので代表的なものしか置いていないが、メモは他にも大量にあるので、徐々に追加していく予定である。
 これはまだまだ研究する余地のある世界である。だが同時に受け売り知識の知ったかぶりの多い世界(有名な著者らの中にも、明らかに経験が無いだろうと疑わしい者もいる)なので、注意する必要がある。
 ところで、記事を書いていく中、ブールマンの「肉体を超える冒険」をamazon.jpでチェックしたが、中古で1万4000円になっていた。原書だと12ドルほどなのに、日本人はカモにされている。
 技法のみを知りたいのなら、この記事で充分なので、高い金を払う必要は無いよ。

 追記。今のwikiサービスが、ついにページごとのコメント設定を行えるようになったので、前の使っていたwikiのように、ほとんどをコメント無しにして、掲示板ページのみを残しておいた(クンダリニータントラは多いので、そのまま)。掲示板も書き込みが多ければ拡張していく予定だが、今の調子だとそれは無いだろう。オカルトはクロウリーが何と言おうとも万人向けでは無いのだ。

 最近はクロウリーとヨーガの訳を続けているが、お互いに微妙に関連している部分がある。
 11月から、久々に「クンダリニー タントラ」を参考に(こういう時に、すぐにチェックできる日本語訳があると便利だ)ヨーガの実践を続け、まずトラータカなどのアージュニャー チャクラの開発をしていた。
 オーム詠唱をすると、額の辺りに、ぐるぐると回転する感覚がある。チャクラはエネルギーの渦と同書には書いてあったが、まさにそんな感じである。視覚でも、目を瞑った瞼の裏で、額の辺りで薄い光がぐるぐるしている。
 12月になると、ムーラーダーラの開発も追加。会陰をぐりぐりと引き上げるのだ。

 さらに、エノキアン魔術のサブカテゴリーも追加しておく。
 こちらは来年に本格的に動き出す予定だが、まず形だけでも作っておく。
 パブリックドメインで初心者向けの良い本がなかなか無いのが、このサブジャンルの厳しいところだ。ディーの日記は初心者が読んでも、まるで理解できないだろうし。自作記事をいくつか書く必要がありそうだ。
 ルネッサンス魔術はアグリッパとディーとパラケルススが三大巨頭であって(これにピコを加えてもいいかもしれないが)、今年はアグリッパとパラケルススを終わらせたので、来年はディーの年となる予定である。

 当図書館のヨーガ強化月間はまだまだ続く。
 次には、クンダリニー タントラのほったらかしにしていた第四部も、この際に正式に全て訳する事にした。
 これだけ経典を訳しておけば、日本ではとかく誤解されている「美容と健康のヨガ」の真の姿が見えてくるだろう(もちろん、この美容うんぬんというのは業界が意図的にそうしているのであって、インドヨーガから宗教性をはく奪して、一般に受け入れやすくするための「ビジネス」としての戦略である。それについては僕は良いとも悪いとも思わない)。
 訳していて感化されたので、僕も久々に実践を再開している。まず夜にロウソク灯して、トラータカを20分ほど。

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